ごあいさつ

　小学校四年生の時の文集に将来の夢について「科学者になりたい。科学者になって、世界中の人々が幸せになる平和ビームを発明する。」と書いた記憶があります。なんと壮大な夢だったのでしょう。
夢を叶える事は出来ませんでしたが、工学系の学校に入学して化学工学を学び、多少なりとも科学の知識は学べたような気がします。
印刷は光工学とグラフィックアートの融合体だと考えております。光工学の基礎知識がなければ「色」についての本来の意味が分かりません。また。この知識があったとしてもグラフィックアートの要素がなければ、人を感動させるような印刷物は生まれないと思っております。
人を本当に感動させるような印刷、人々をワクワクさせるような印刷物を作りたいという思いは人一倍強く持っていますが、そんな思いに反するように今後、ペーパーレスはどんどん進むでしょう。今まで主流だった情報誌や新聞などは世の中から姿を消すかもしれません。
それでも、私たちには情報を伝え、未来を創造していく使命があるのです。

有限会社雄物川印刷
代表取締役　高橋富男